手溶接技能者

資格について

溶接の中でも溶接棒を使用した溶接を行う場合に必要な資格となり、ステンレスやプラスチックなどの溶接を行えます。

資格は溶接方法によっても違いがあり、被覆アーク溶接と組み合わせ溶接とティ具溶接とガス溶接に分れます。

溶接棒を使用した溶接は、溶接の中でも基本の方法となります。

一見すると簡単そうに見える手溶接でも、それは熟練した技術が必要です。

技術のない方が溶接を行うと、溶接部分が荒れてしまい強度が十分でなくなります。

溶接棒の動かし方でも溶接部分は違いが出てきて、早く動かしすぎると十分に溶接出来ませんが、遅く動かしすぎるとそこだけ溶接の厚みが出てしまいます。

溶接を行うときはゴーグルを使用して目を閃光から守ることはもちろんのこと、その他にも事故などが起こることもあるので、十分注意して行わないといけません。

資格を取得した場合は、建設メーカーや造船所などで働くことが出来ます。

資格取得方法

この資格は民間資格ですが、試験に合格しないと資格は取得できません。

試験の種類は基本級の場合は1ヶ月以上、専門級の場合は3ヶ月以上に実務経験を積んでいないと受験できません。

また、溶接法や鋼種や形状や溶接姿勢などによっても試験の区別がされています。

形状には板と管があり、鋼種には炭素鋼・ステンレス鋼・チタン・アルミニウムがあります。

さらには溶接姿勢も区別されており、上向・下向・立向上進・立向下進・横向があります。

試験では学科と実技があります。

学科試験は溶接法の概要や検査方法などについて出題され、実技試験は実際に試験を行います。

資格の種類は先にも記載したとおり、溶接姿勢や材料によって区別されており45種類に分類されています。

学科試験は60%以上の正解で合格です。

実技試験はその試験を合格することも重要ですが、実際に溶接を行うので、安全面も注意しないといけません。

作業服は溶接に適した物を着用し、作業靴や安全帽も着用します。

溶接保護面や保護メガネや防塵マスク装着します。

実際に作業を行うときは、溶接用の手袋を着用して作業を行います。

感電の事故も起こりやすいので、湿気などを含んだ手袋でスイッチに触らない、作業前は装置やスイッチの位置を把握しておく、作業を終了したらすぐにスイッチを切る、装置の保護皮膜が破損している場合はその装置を使用しないということが大切です。

特に溶接では感電事故が発生しやすいです。

事故は夏場に起こりやすく、雨が降っているのに強行して作業をした、狭い場所で作業して事故を起こす、高所で作業して事故を起こすということが多いです。

これは実技試験でも感電などの事故は起こらないとは限りませんので、十分に注意して作業しましょう。