機械設計技術者

資格について

世の中に出回っている機械は、携帯電話のような精密なものから、マシニングなどの大型機械までいろいろとあります。

その機械を設計出来る一定の能力がある方に与えられるのが、機械設計技術者です。

機械設計は2DCADを使う場合も多いですが、最近では3DCADを使って設計することが多く、機械を立体的に捉えられる能力が求められます。

設計できるのはもちろんのこと、機械設計を行う場合は、ほとんどの場合は紙で設計をするのではなく、2Dまたは3DCADソフトを使うので、ソフトウェアの使い方も知らなければいけません。

この資格は1級から3級までありますので、始めて資格取得を目指すなら3級から目指すこととなるでしょう。

実際に機械設計を行うときは、資格無しでも設計は行えます。

この資格が無くても技術と知識があれば、設計者として雇ってくれることもも多いです。

しかしながら、機械設計技術者の資格が設けられた背景には、設計技術の水準を高めて、その水準を一定に保つことがあります。

参考 : 機械設計技術者

資格取得方法

この資格は民間資格であり、日本機械設計工業会が認定している資格です。

3級は制限無く受験でき、2級は大学や専門学校卒業なら3年の実務経験、短大などなら5年の実務経験が必要です。

3級に合格していれば、実務経験年数は1年少なく出来ます。

1級は、28歳以上の方で2級取得後に4年以上の実務経験者が受験できます。

このような受験資格となっているために、まず取得を目指すなら3級か2級ということになります。

試験の合格率は、1級が50%、2級が40%、3級が37%ほどとなっています。

勉強を行うなら、テキストや参考書を購入して独学で学ぶのが一般的となっています。

また日本機械設計工業会主催の講習会もあります。

3級の問題レベルは学生でも勉強すれば十分合格できるレベルです。

3級と2級は筆記試験、1級は筆記試験と小論文があります。

もしも過去問題を使いたいというのなら、日本機械設計工業会のサイトにPDFでの過去問題がありますので、それを使うことが出来ます。

1級から3級まで数年分の過去問題が配付されています。

仮に試験に合格して資格を取得しても、すぐにこの資格を活かして働けるかどうかはわかりません。

それは設計は経験が必要なので、どのような実務経験を行ってきたかで決まります。

3級の資格のみではあまり実務には役に立たないでしょう。

機械設計を行っている人で、この資格を取得しているという方は少なく、仕事をするなら必須というわけではありません。

しかしこの資格があれば、手当を支給しているという会社はありますので、そのような会社にいるなら取得するのも良いかもしれません。