【国家資格】エックス線作業主任者

資格について

エックス線装置を扱う場合は、この資格のある人が操作しなければならず、エックス線作業を安全に行うためには、必須の資格です。

エックス線と言うと放射線の一種であり、この取扱を間違うと人体に修復不可能なダメージを与えます。

そのようなことを防ぐためにも、この資格所有者がエックス線を扱います。

主にこの資格では、病院のレントゲンではなく、非破壊検査などで使用するエックス線を扱うこととなり、工業分野で求められる資格です。

病院のレントゲン装置を扱うときは、診療放射線技師の資格になります。

実際の作業では、管理区域を管理し、エックス線量の調節なども行うこととなります。

資格取得後は、エックス線機器メーカーや販売会社などで働けます。

エックス線を扱うとなると、それは目に見えないものを扱うこととなり、あまり派手さはありません。

明確にこのようなエックス線機器を使った仕事がしたいと思う人が取得する資格となります。

しかし派手さのない仕事ではありますが、それは人命を安全に守るためにはとても重要な資格であり、正しいエックス線の知識が求められます。

資格取得方法

この資格は国家資格であり、国家試験に合格しないと資格は得られません。

しかし受験資格としては制限はなく18歳以上の方なら誰でも受験でき、受講申込時に本人確認証明書を添付すれば良いだけです。

試験内容としては、学科試験があり選択式で回答します。

午前2時間と午後2時間に分れており、どちらもエックス線に関する問題が出されます。

合格は、総合点が60%以上または、各科目が40%以上の正解で合格です。

合格率は54%ほどであり、それほど難しい問題ではありません。

試験は全国7カ所の安全衛生技術センターで行われており、北海道から九州まで会場はあります。

もしも近くに会場が無い場合は、近場まで行くこととなります。

試験は年に3回から6回あり、会場によってはその時に開催しないところもありますので、まずは試験日と会場を確認すべきでしょう。

さほど試験内容は難しくはないので、市販テキストなどを利用して独学で勉強することは十分に可能です。

試験内容としてはエックス線に関する基本知識や関連する法令、さらには測定方法や生体に与える影響などが出題されますので、エックス線に関する幅広い知識を身につけると良いでしょう。

試験内容としては過去問と同じ問題が出題される傾向にありますので、過去問を解いていくのも有効な勉強方法です。

また勉強に関して不安があるなら、各地で講習会が開かれていますので、安全衛生技術センターのサイトなどを確認してみましょう。

受験日に近くなったときの直前講習なども行われています。