電気工事士の仕事内容

電気工事士の仕事とその資格

電気工事士はその名の通り、電気工事に関わるお仕事で、大きなビルの建設現場から、個人宅の建設現場まで、規模の大小にかかわらず、電気を利用する場所で電気工事士の力が発揮されます。

主な仕事はブレーカーなどの変電装置の取り付け、変電装置までの電線の取り付け、コンセントとコンセントまでの電線の取り付けなど、電気を利用する場所に電気を送る線を設置するには電気工事士の資格がないと敷設する事ができません。
また屋外で考えると、個人宅まで送る送電線の敷設もこの電気工事士の資格が必要とされます。
これまでは電信柱の上に登り電線を設置するのが主流でしたが、都会部では地下に送電線が設置されている事も多くなってきている事から、その作業は非常に多様化しているといえます。

電気工事士は工事実施だけではなく、工事完了の際のテストまで実施する事が求められます。
そして日々の安全確認についても電気工事士の大事な仕事の一つです。

工業系の学校を卒業して、ある程度の電気工事の知識があったとしても、実際の工事を実施するには電気工事士の資格が必要とされます。
そのため、無資格で工事を実施することは禁じられているのです。
安全面で考えても資格を持った人が正確に工事を実施しテストを行って安全に利用したほうが、危険が少ないですね。

電気工事士は国家資格です。
第1種と第2種に内容が分かれており、第2種は家庭用などの低圧の電気工事が実施できる資格です。
一方第1種は高圧の電気工事ができる資格で、通常は第2種を取得して経験を積みながら、ステップアップとして第1種の電気工事を行うという流れになります。

どうやって電気工事士になるのか

電気工事士は工業系の学校を卒業して、すぐにその職につく人が多いと言われています。
そのため、他の業界よりも平均年齢が若い傾向にあると言われています。
約15年ほど経験を積んで電気工事士をまとめる現場責任者を担えるケースが多いです。

電気工事士を取りまとめる企業は10名前後の社員数の会社が多く、大手ゼネコンなどの依頼を受けてビルの工事を行ったり、個別に依頼を受けて個人宅の工事を行ったり、修理を行ったりするケースがほとんどです。
近年は防災面や省エネルギー化の側面から、工事が複雑になったり、取り付け機器が特殊なものが増加していると言います。
そのため、新しい技術や知識をしっかりとカバーしながら日々の工事を実施する事を求められます。

電気工事士はステップアップとして電気主任技術者を目指し、管理者としてのスキルを伸ばす事ができます。
それ以降は持っている資格を生かしてビルの管理技術者の道を目指す事も可能です。
電気が通る場所であれば必ず必要とされる資格なので、非常に有用な資格だといえます。